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JPort Match導入事例: MOTOYA UNITED

MOTOYA Unitedは岡山県倉敷市に本社をおく、教習所運営 / 飲食 / 広告代理店 / 都市開発 / 投資など幅広い分野で事業を展開する企業です。「ベンチャーマインドを持つ創業70年の老舗企業」というユニークな立ち位置で、業界トップクラスの実績を残してきたメンバーが集い、日本の地方都市の発展に注力しています。

常に時代のニーズを先読みし、事業を拡大、多角化してきたMOTOYA UNITED。新たな可能性を生み出していくグローバル人材を求める採用活動の中でなぜJPort Matchを導入されたのか。Motoya Unitedで採用活動の責任者を務める山中皓太さんに話を伺いました。




山中 皓太さん(モトヤユナイテッド株式会社 経営企画室 HRグループ)

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課題

■ なぜ「グローバル新卒採用」?

「グループとして海外展開をビジネスチャンスと捉え、マレーシアを中心とした東南アジアへの進出への進出を考えています。海外進出の経営戦略を練る中心のメンバーとしてグローバル人材を探していました。内定者も含めて現在では外国籍社員は3名います。」(マレーシア、アメリカ、中国)

■「グローバル新卒採用」をはじめたときの難しさ

「グローバル人材採用の試み自体が初めてでした。ゼロからのスタートだったので、課題しかなかったですね。特に、母集団形成のところは、どこにこうしたグローバルな学生がいるのか。留学生と深い接点が作れるようなコミュニティへのリーチの仕方がわからなかったです。」

「当社は事業が多角化しており、なおかつ変化が激しい環境のため、固定的な職務要件を定めるのが難しい状況にありました。また当然ですが、グローバル人材を受け入れた実績もほとんどないため、受け入れ体制についても十分に整っているとは言い難い状況でした。一方で、経営者の間近で、直接的に経営や事業開発に関わるような、チャレンジングな仕事を行う機会は提供できます。このような状況を、グローバル人材にどう伝えていけばよいのか、最初は悩ましく感じました。結局のところは、そういった状況を包み隠さずストレートにお伝えしておくことが大事だと判断しました。」

■ はじめに「グローバル新卒採用」でやったこと

「最初に採用要件をグローバル基準に整理しました。例として、グローバル新卒向けの初任給も想定年収500万円ほどに設定。通常の新卒に比べて高い給与を与えて学生への魅力度向上を図りました。

しかし、選考基準は、実は国内採用とそれほど変えていないんです。気をつけたこととしては、当社でならわくわくする気持ちを持って仕事をしたり、『さまざまなチャレンジができそう』という感覚が、グローバルな人たちにも伝わるようにすることくらいでした。英語に翻訳したり細かい調整はありましたが、意外にも国内採用とやることはあまり変わらなかったですね。」

■自社のみで行う採用活動の限界

「当社のグローバル人材の採用活動は基本はHRグループの2名で運用しており、イベントなどは本社役員の力も借りて進めているような形です。採用活動の人手不足は常に悩みです。そこで、世の中にあるナビサイトやスカウト型のメディア媒体なども試したのですが、費用対効果が合いませんでした。

当社は学生に『たくさんのチャンスを提供できる会社』だとは思っているのですが、そのような魅力を書面などで伝えることには限界があると感じていました。

加えて、グローバル学生のコミュニティと繋がるツテもなく、何か良い手段がないか探していたところでした。」

「また、グローバル人材採用を掲げてから、昨年の夏に京都で行われたジョブフェアに出展しました。これは、想定以上の成果がありました。サイトやスカウトと比べて、リアルの接点の方が、当社の状況や思いを伝えやすかったためです。この時から、優秀なグローバル人材のコミュニティと直接的で深い接点を持てる機会を探していたんです。」」

■ 認知度不足

「地方発の企業なので、認知度を上げることも大きな課題でした。メディア媒体での、表面的なウェブ上の情報だけでは、当社の『ベンチャーらしさを持ったローカル老舗企業』ということの魅力がうまく伝わらないと感じています。」

「また、大手媒体は比較対象の企業がとても多いため、『地方企業』『中小企業』『老舗企業』という表面的なキーワードだけで、検索対象から外されてしまうイメージです。当社のような『学生にチャレンジングな機会を提供できるけれども、認知度が低い』企業にもチャンスが持てるような、そんな媒体をさがしていました。」

導入

「グローバル人材との深いつながりを持つコミュニティを探していた。」

MOTOYA UNITED 山中皓太さん談

■ グローバル学生に特化したコミュニティ

「SPeak(JPort Match運営企業)の留学生インターンの方から商談のアプローチをもらいました。導入を決める前にオンラインでお話して、当社と学生の間に入ってもらうパートナーとしては期待していました。JPort Matchには日英バイリンガル・マルチリンガルの外国人学生を中心に4,300名以上登録して、そんなグローバル学生と直接接点を持つことができると聞いて『おっ、これはいいな』と感じました。というのも、私たちは採用媒体として『実際にコミュニティを持っているか』という点を大切にしていたんです。

「当社は岡山創業の企業ということもあり、全国や海外に事業を展開するとしても、最終的にはそれを地域に還元していきたいというビジョンを持って働いています。その点でも、グローバルかつローカルな視点も持つ学生コミュニティとも接点を持てるということは非常に魅力的でした。SPeakは岡山大学で学ぶ留学生とも強いパイプを持っているだけでなく、全国の有名大学で学ぶ外国籍留学生と繋がれるというのもいいなと感じました。

SPeakが持っている学生コミュニティや大学生インターンもグローバルなバックグラウンドを持っていて、ぜひ一緒に企画ができたらいいなと思いましたね。」

■知名度の高くない企業でも優秀な学生を採用できる可能性

JPortのような『的確にニーズにマッチする』媒体は今までなかったと思います。

MOTOYA UNITED 山中皓太さん談

「JPortMatchのような『的確にニーズにマッチする』媒体は今までなかったと思います。私たちの会社の性質上、当社のビジョンを理解し共感してくれる学生を探すことが私たちにとって最重要です。

JPortMatchには、厳選された企業が掲載されています。大手や外資の企業様も利用されていると思いますが、掲載されている企業はどこも外国籍留学生の採用に注力をしようとしている会社が多いです。また、各種SNSも効果的に使ってプロモーションもしてくれるので、学生の目にも留まりやすいです。時代にマッチしていますし、当社のニーズにもマッチすると感じました。」

効果

■ 英日での採用広報の効果が最大限に発揮

▼ 4ヶ月で、2名の優秀な学生を採用することに成功
「JPort Matchを利用し始めて4ヶ月が経ち、2名の学生を採用することに成功しました。今回の2名の採用に至るまで、4名とオンラインで面接し、1名を正社員採用・1名をインターン採用しました。費用対効果はとても高かったので、継続的にJPort Matchを利用していきたいとすでに打ち合わせを始めています。」

▼ JPort Matchを導入した効果はいかがですか?
「JPort Match上では、当社の企業情報や求人情報や内定者のインタビューを全て日本語だけでなく、英語でも掲載してくれているので助かります。自社内に英語を話せる人材はいるのですが、採用媒体でしっかりと英語対応してくれるメディアはいままでになかったと思います。」

モトヤユナイテッド様の JPort Match掲載ページ(英語版)

「また、当社の人間から発信するよりも、JPortMatchのような媒体が英日両方でウェブサイト上やSNSでも発信してくれるのは、認知度の向上につながっています。」

モトヤユナイテッドに春入社予定のBen Bisognoさん記事「Senpai Tips」

■ イベントの効果・イベント後もオンラインでつながる

2023年1月15日に対面開催されたイベント「Be Borderless with MOTOYA UNITED in 岡山」では、社長(小野 新太郎さん)、執行役員(山口 燈さん)、採用責任者(山中 皓太さん)、内定者2名(Ben Bisognoさん、Lina Yangさん)がゲストスピーカーとして登壇。定員30名満員。

JPort Match 年間契約に含まれる(通常はオンライン開催)

「はじめて外国人留学生けにイベントを実施したので盛り上がるかと少し不安だった部分も正直ありましたが、イベントが始まってみると、そんな心配は全く要らなかったです。」

「イベント開始前から、SPeak(JPort運営企業)の外国籍留学生インターンの皆さんがフレンドリーに参加者の学生を出迎えてくれたり、学生が好きな音楽をかけたりして、とても良いカジュアルで話しやすい雰囲気作りをしてくれていたので、SPeakの皆さんがいなければ空気作りにはすごく苦労したなと思います。また、イベントがはじまってからもSPeakから見たMOTOYA UNITEDの魅力をとてもコンパクトに伝えてくれていたので、グローバル学生へのアピールポイントも学ぶことができました。」

「また、イベントが終わった後も、JPort Matchのオンラインチャットを利用して学生と直接コミュニケーションをとることができました!よくこういうイベントの後にあるのですが、イベントですごく興味を持っていそうな学生や盛り上がった学生ともイベントが終わってしまうと、連絡ができなかったりすることが結構あるのでよかったなと思っています。」

社内でも大きな反響がありました。社長自ら当日の写真をみんなにシェアしていました。

■ 社内への好影響

「当社はベンチャー精神を持った企業という一面もありますが、元来は岡山県の老舗企業なので、社内にも多様な人がいます。ただ、今回のイベントの写真を代表の小野がシェアしていたのですが、社内のたくさんのメンバーが反応していました!私も組織に関わる責任者として、とても嬉しくなりましたし、これからもこういう多様な方々を迎え入れていくことで、会社の風土も変化していくのではと思っています。」

■ 小野社長からのコメント

「今回のJPortMatchとのパートナーシップは一言で言うと『めちゃめちゃ良かった』です。JPortMatch経由で話した学生はみんな、目つきも良く、素直で、前のめりな感情を感じられてコミュニケーションをしていて気持ちよかった。JPort Match経由で出会った外国籍留学生はみんな、自分のやりたいことや会社に求めていることをストレートに表現してくれるので、私たちも、学生側も同等で同じ立場でコミュニケーションができるので入社後のギャップがないんじゃないかなと感じました。また、今回の実施したイベントの集客も、単独での対面イベントにも関わらず30名以上の学生ということですごい集客力でした。今後もぜひSPeakとはパートナーシップを継続していきたいと思っています。」

モトヤユナイテッド株式会社 代表取締役社長 小野新太郎

今後の展望

■MOTOYA UNITEDが目指す姿

▼ 採用活動・組織について
「採用については、もっとストレートに自社の魅力が出るようにしていきたいですね。『岡山にこんな面白い会社があるんだ!』と。もっと口コミなどリファラルが広がりやすい会社にしていきたいですね。また組織としては、毎年、外国人の仲間が増えており、会社内の空気感の変化を感じています。自分ももっとグローバルなマインドセットを持たなければと思います。会社の経営にとっても、グローバル人材採用が大きなターニングポイントになると思います。

▼ 事業として
「今後海外進出をさらに強化し、海外売上比率20%以上を目指しています。日本にある良い文化、コンテンツ、特産品などを海外へ持っていく架け橋の存在になりたいんです。海外展開で得たノウハウなどを地域に還元していきたいです。」

■ どのような企業や採用担当の方にJPort Matchをおすすめしますか?

「私たちと近しい企業属性で、同じような悩みを持たれている方にお勧めしたいです。具体的には、海外進出のために仲間を増やしたいと思っているけれど、知名度があまりない企業やベンチャー的な要素があって学生や求職者の目に触れにくいと悩みを抱えている方です。」

ただ、明確なビジョンを持っていたり、チャンスを用意できる企業があることが大切です。これらさえあれば、SPeakが意欲あるコミュニティに繋いでくれたり、JPort Matchを通じての採用広報で支援をしてくれます。

これからも、日本で働きたい留学生がどんどん集まる媒体に JPort Matchがなってくれることを期待しています。」

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お問い合せ先

□ JPortMatch掲載ページ https://jportmatch.com/

□ 問い合わせ先 customer-success@speakmatch.jp 
窓口:(株)SPeak JPort Match カスタマーサクセスチーム

□ JPort運営会社:株式会社SPeak(スピーク)
所在地:東京都港区六本木6丁目10−1  15F Circle by ANRI内
事業内容:グローバル学生向け就活支援メディア、企業人事とグローバル人材向け採用広報プラットフォーム
コーポレートサイト:https://speak-corp.com/

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