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JPort Match導入事例: GMOリサーチ

GMOリサーチは日本を代表するIT企業「GMOインターネットグループ」のマーケティングリサーチ企業。先進的なネットリサーチで 日本とアジアのマーケティングプロセスに新しい価値を提供することを目標にして日々の業務に取り組んでいる。そのため海外と関わる業務や英語を使う機会にも恵まれ、既にグローバル企業としての風土が根付いている。

はじめに

川田 あさひさん(グローバル経営管理本部 グローバル人事・総務コミュニケーション部)

リサーチ業界のサンプルパネル提供市場でアジアナンバー1を目指すGMOリサーチ。グローバル経営管理本部 グローバル人事・総務コミュニケーション部でグローバル人事である 川田 あさひ(Asahi Kawata)さんにJPort Matchを導入した目的・課題・効果について伺いました。

2019年にGMOリサーチに入社して以降、採用の仕事に携わっています。前職では、不動産業界で個人・法人向けに営業職を約4年半やっていました。その中で、次のキャリアを考えるようになり、職種も業界も全く違う世界へ移りました。
現在の採用チーム構成としては、渋谷本社と下関、そしてマレーシアに採用担当がいます。コミュニケーションツールとしてはslackを活用していて、場所に関わらず働いています!

課題

「B2B事業の特性上、学生に事業内容が伝わりづらい
グローバル学生に効果的に魅力を伝える場がない」

GMOリサーチ 川田あさひさん談

■ なぜグローバル新卒採用に力を入れられていますか?

「リサーチ業界の中でも「サンプルパネル提供市場」という市場があり、日本国内ではその市場で弊社がナンバー1のシェアを誇ります。しかし、アジアに目を向けると市場には競合も多く、まずはアジア市場ナンバー1になるという事業目標を会社として持っています。ナンバー1になるには、アジアでの事業展開に注力をしていき、将来的には欧米での展開もしていきたいと考えています。そうなった時に今後、グローバルに戦える若手人財が重要になってくると思い、グローバル新卒採用、特に海外経験のある日本人や、日本で勉強している留学生など、グローバルなバックグラウンドを持つ学生の採用に力を入れました。」

「2019年以前から中途のグローバル採用はやっていましたが、当時の外国籍メンバーの多くは日本語が流暢にに話せるネイティブレベルの方がメインでした。その後段々と、弊社内でも海外事業の重要性が高まってきた事もあり、日本語があまり話せないメンバーの採用も増えて、新卒採用においてもグローバル新卒採用に注力することになりました。」

■ グローバル人財採用の上で、今までどのような課題がありましたか?

「人や国によって働き方に対する感覚が違うので、その人にとっては真面目に働いているけど、会社の感覚とずれが生じるとチーム目線で見ると異なる印象を与えてしまう場面もありました。文化や働き方の違いですね。
後は言語の壁は当然、課題として感じる部分はありました。
ただ、弊社には、割と外国籍の方が馴染みやすい会社の雰囲気が元々あったと思います。」

「日本人のメンバーでも結構、「グローバルに働きたい」とか「少し英語話せます」みたいな人が全体的に多いので、外国籍のメンバーも馴染みやすいと思います。また、弊社の人事ポリシーが「楽しもう」「やり抜こう」「尊重しよう」なのですが、その中にワードが入っているくらい尊重することをとても大事にしていて、その人のバックグラウンドや人種、国籍、年齢、性別に関係無く、尊重しながら働こうというマインドがあるので会社として、グローバルなメンバーを受け入れる文化があります。」

■ まず、何から手をつけ始めましたか?

「グローバルで活躍できる日本人は人財紹介やダイレクトリクルーティングでも探せると思いますが、そこは競争が激しすぎるので当社としてはなかなか勝てない領域だと思います。一方で日本語があまり話せない優秀な留学生はまだまだブルーオーシャンだと思いました。当初は、人事部長、役員クラスのツテで大学に直接アプローチしたりしました。また、留学生の大学がいるキャリアセンターにアプローチをし、採用説明会をやりました。しかし今後どうやって、より多くの優秀な留学生と接触するか検討しているときにJPortさんにお声かけをいただきました。私たちが調査していく中でも、外国人留学生に特化した人財紹介やイベント運営会社は多数ある一方、グローバル新卒の母集団を抱えていて、学生ユーザーが輝くコミュニティを持っていて、オンラインで母集団形成ができるので、企業ユーザーにとっても費用対効果があると感じ導入しようと決めました。」

導入の決め手

■ グローバル学生が圧倒的に多く、 イベントを通して会社を知ってもらえる

2023年3月13日にオンライン開催されたイベント「Be Borderless with GMO RESEARCH 」では、Asahi Kawataさん(グローバル人事)、Eiji Itoさん(営業開発部)、Jennifer Yuさん(パネルイノベーション)、Thanh Nguyenさん(内定者)がゲストスピーカーとして登壇。

JPort Match 年間契約に含まれる(オンライン開催)

「JPort Matchへの利用に至った理由は大きく2つあります。
1つ目はコミュニティを起点にして、国内の有名大学で学ぶ外国籍留学生が非常に多いのが魅力的でした。
2つ目はイベントです。弊社の事業内容ってなかなか学生に伝わりづらい。新卒の学生がリサーチ業界を知らない事が多いですし、その中でサンプルパネル提供市場って何?みたいな捉え方をされている。なので前段階として認識されづらい事業の会社という課題がありました。
そこでJPort Matchを通じて英日両方でオンライン採用広報をすることに大きな魅力を感じました。学生の皆さんが見られるウェブサイトはデザインも良く、英日両方で記載されているのもいいなと感じました。また、年1回の単独オンラインイベントを開催することで、知ってもらうきっかけを増やすことができました。イベントには、90名以上の学生が申し込まれたので効果は非常にありました。通常のオンラインイベントでは、30名前後が普通なので集客力も圧倒的でした。また、JPortのウェブサイトやイベント運営はとてもカジュアルな雰囲気を重視されているので、弊社のフラットでカジュアルな雰囲気を伝えるのにJPortのイベントが一番適したところですね。」

■ カジュアルなコミュニケーションが学生と取れる

「イベントやポータルサイトを通して、弊社が面白い会社だなと認知してもらうことがとても大切。事業としてのフィロソフィーが「想いを、世界に」で、私たちは生活者の想いを世界につなげることを目指しているので国籍を問わず幅広い学生の方々に興味を持って欲しいと思っています。
JPort Matchでは、弊社を知らない学生さんにアプローチできるし、実際に働いている先輩メンバーの声を届けることもできます。「当社のことを知ってもらってカジュアルに私たちを見てもらう」これが実現できたのがJPort Matchでした。
JPortはグローバル人財に振り切った使い方ができるので、母集団形成として非常に大きなインパクトがあります。」

■ 今後どのようにJPort Matchを活用していくか

「学生さんとカジュアルにコミュニケーション(メッセージ)のやり取りができるところが良いなと感じているので、そこをもっと積極的に使っていきたいと思っています。これまで以上に気軽に学生とコミュニケーションが取れる状態にしたいです。」

効果

■ イベントを通して学生の生の声が聞けた

▼ 3月に開催した単独オンラインイベント「Be Borderless with GMOリサーチ by JPort」の効果や反響はどうでしたか?

「多くの学生さんに参加いただいたことで生の声が聞けました。これまで気づかなかったことが知れて良かったです。実際に参加した社内メンバーの感想としても、多くの質問を学生さんからいただいたことでかなり勉強になったと喜んでいました。」

GMOリサーチ登壇者とJPort運営事務局(学生インターン生が学生視点で運営)

JPort Match利用企業とJPortによるコラボイベント「Be Borderless with ~~~ by JPort Match」(年1回オンライン開催)は、JPort Match年間契約プランに含まれている。

by JPort Match 運営

 実際に留学生に出会って、どのような効果を感じましたか?

「学生の話を聞く前は「今住んでいる地域から出たくない学生が多いのかな」と思っていました。しかし、当社の下関採用の募集の説明をした後でも「面白そうなのでどこでも行きますよ」「下関は行った事ないが知らない場所が楽しみ」といった前向きな声が多かったのでそこが驚きと発見でした。そういう観点から「頭が柔らかい学生が多いな」と強く感じました。そもそも、まず日本に来ている時点で本当に頑張っている留学生が多いと思うのです。難しい日本語を理解しながら授業を受けることってすごいと思うんですよ。努力されていることが日々の会話の中でも現れています。
その人自身の人としての良さであったりとか、そこのコミュニケーションがすごい面白かったです。英語と日本語では伝え方に幅があるので初めに日本語で聞いて、インタビュー後半は英語で話してもらったりしました。やっぱり英語で聞く方が目指す姿が良く伝わってくると思いました。その辺りは留学生の気持ちを読み取る点では、日本語だけでなく英語でのコミュニケーションを取ることも必要だなとも感じました。」

 選考状況を教えていただけますか?
「JPort Match 経由で2024卒が1次に進んでもらったのが12名で2次が3名います!」

■ 直感的なデザインと圧倒的な使いやすさ

「直感的なデザインになっているので、通常の媒体よりも圧倒的に使いやすいです。SNSの感覚で使えるので扱いやすいです。メールだと返信率も鈍いんですが、JPort Matchのメッセージ機能を使うと、ちゃんと学生さんから返事が返ってくる確率が高いので、コミュニケーションを取る意味でもとても良いと思います。」

■ JPort Matchのおすすめポイント

「よりカジュアルにコミュニケーションを取りたい会社さんにおすすめです。
後は自社のことをフラットに学生に知ってほしい会社さんにはマッチするのではと思います。JPortの皆さんが気軽に相談に乗ってくれるのでそこも本当に助かっているんです!イベントのアイデアも出してもらってブレインストーミングしながら共同で作ることができました。なのでグローバルな学生に向けた採用広報をしたいけど、どうやってやればよいか悩んでいる会社さんには持って来いのサービスだと思います。」

今後の展望

■GMOリサーチが目指す姿

「GMOリサーチ全体がグローバル化を目指していて、ここ数年その加速を強く感じています。
なのでそこにマッチする人材に入社してほしいです。あとは、GMOインターネットグループ全体でのトレンドがAI,RPAなので新しい技術への対応力として変革できる人材を作っていきたいです。さいごに、弊社では新卒採用において、「新卒年収710万プログラム」(従来の新卒パートナーの倍以上のパフォーマンスを発揮できる優秀な人財に対して年収710万円を2年間お約束)と「地域NO.1採用」(同業界で地域No1の条件でその地域で活躍できるリーダー人財採用)を実施しています。」

「新しいこと、グローバルな世界に対してワクワクしながらチャレンジし、目標に対してやり抜ける優秀な方にぜひ仲間になってほしいと思っています。」

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お問い合せ先

□ JPortMatch掲載ページ https://jportmatch.com/

□ 問い合わせ先 customer-success@speakmatch.jp 
窓口:(株)SPeak JPort Match カスタマーサクセスチーム

□ JPort運営会社:株式会社SPeak(スピーク)
所在地:東京都港区六本木6丁目10−1 15F Circle by ANRI内
事業内容:グローバル学生向け就活支援メディア、企業人事とグローバル人材向け採用広報プラットフォーム
コーポレートサイト:https://speak-corp.com/