今回のイベントでは、人種・国籍のD&Iについて5つの議題について、非常に濃く、企業人事や新卒採用担当だけでなく、日本社会全体への示唆が多く含まれていたため、記事を3章に分けて配信していきます。
本記事は、イベントレポート 第3章(最終章)です。D&Iに関する2つのトピックについてパネリストの意見、そしてQ&Aの回答を配信していきます。第1章・第2章をまだ読まれていない方は、以下リンクよりご覧ください。
前回までの(第1章・第2章)のURL
トピック4. グローバル人材を受容(インクルージョン)できる企業になるには?
無意識バイアスを自覚する
採用プロセスにもバイアスを入れない
カジュアルかつプロフェッショナルな呼びかけを
(番外編)様々なバックグラウンドを持つ学生が視聴者にいます。どのようなメッセージを伝えますか?
自分は興味深い(interesting)という自信を
キャリアにオーナーシップを持ち企業を見定める
トピック5. 日本は、世界中の多様かつ優秀な人材を集めた「るつぼ」になれるでしょうか?
シニアレベルから新卒までの意識変化を。リーダーが率先し、皆で話題にあげていく
人口減少・内需減少を乗り切るためには、「多様性のるつぼ」への努力を
世界の向かう方向。スタートアップこそ多様性を率先する
Q&A
Q1. D&Iが行き過ぎになることは?また企業におけるD&Iの間違った取り入れ方とは?
Q2. ビジネスにおいての「効率」と多様性がある「本来の自分」をどれほど出すかをバランスすることに意識していますが、日本の会社で働くときにどうやって本来の自分を保てるでしょうか。
Q3. 日本の組織の多様化を遅らせている要因は何だと思いますか?
Q4. 誰も置き去りにせずD&Iに対しポジティブな印象を持ち受け入れてもらうために、日本企業に務める外国人やマイノリティ社員ができることはなんでしょう?
Q5. 日本人学生がグローバル人材になるには、典型的な留学などの方法以外に、どんな方法がありますか?
■最後に
多忙な中、Borderless Japanへ向けた今回のウェビナーにパネリストとしてご協力いただいた3名のパネリストの皆様に感謝の気持ちを申し上げます。本イベントでは、人種・国籍や女性活躍やLGBTQ+などの日本のD&Iの課題と可能性について、多様性を体現されるパネリストの皆様に見解をご教示いただきました。データに基づいたD&I採用のビジネス効果や、社員・採用担当・学生・シニアマネージャーまで多岐にわたる視点、「行動目的」の効用、無意識バイアスに対する「ソフトな」研修など、ありとあらゆる角度からディスカッションが白熱しました。また質疑応答では多くの質問をいただき、パネリストの方々を巻き込んで議論が膨らんでいきました。1分も無駄な時間のない、大変濃い一時間半になりました。
この記事を読んでいただき、今回ご参加いただけなかった方にも、パネリストのダイバーシティ&インクルージョンへの熱い想いを感じ取っていただき、議論に上がった施策を参考にしていただければ幸いです。
弊社では、今回のような人事・採用担当の方々を対象としたセミナーを、今後も積極的に実施していく予定です。ぜひ次のセミナーの開催が決定した際にはみなさまのご参加を心待ちにしております。
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